うちのマイミクさんが気になるブログのアドレスを教えてくださったので、読みながら「キャラクターを用いての活性化」についての話をいろいろ書いてみようかな、と。
ただ、もう「どこでやってるか」の話は皆さんご存知ですし、今日言いたいのはそこではなく「なぜ」の話をしようと思うので、あしからず。

○「なぜ」鉄道むすめなのか?
個人的には、「鉄道趣味=硬派」という考えがずっとあったと思うのですよ。女性が参加するなどもってのほか、みたいな空気が。多分、鉄道趣味歴が長くなればなるほど、その意識が強いと思うのですね。
ただ、個人的には10代~30代を中心とした世代に近づくと、「アニメ」に対する抵抗が低いのではないかなぁ、と思っています。つまり、鉄道趣味とアニメ趣味を兼ねている人が「鉄道むすめ」に対して興味を示したのではないかと。
(個人的には、必ずしも「鉄道むすめ好き」が鉄道に興味を持っていないかと言えばそんな事ないし、逆にそれによる集客効果だってあると思う。その辺り、読みが間違っているかなぁ、と思った次第。大手私鉄だと微々たる効果かもしれないけれど、中小私鉄だと如実に現れる、それくらいの規模かな)

効果その1:「乗る」楽しみの提供
個人的には、鉄道むすめのキャラとイベントを組み合わせる事で「乗る楽しみ」を加える事が出来るかな、と。それはそのまま「運賃収入」と直結します。
(ずっと他社のイベント列車とか見たりしてるからこそ思う事ですが、「鉄道撮影」しかしない人にはイベント列車は撮るターゲットなんだけど、撮る行為自体に収入を得る事が出来ない、と。下手したら移動は車、って人もいる訳だし。それに比べるとよっぽどいいことではなかろうかと)
外見に手を必要以上に加えず、「中身」を充実させる事が大事かな、と。

効果その2:「注目」を集める事の大切さ
何かをやっていても、それに目を向けてくれるには何らかの形で「宣伝」を打たなければなりません。
しかし、普通の事をやっていても、注目はしてくれないだろうな、と。「鉄道むすめを用いた鉄道活性化」という意味では、通常のニュースソース意外でも注目を集める事が出来たのではないかな、と。
その中の一部でも、鉄道自体に興味を持ってもらえたら、それは大きなポイントではないかと。
(地元の人が普通に注目しているだけでは、それは「内輪受け」で終わってしまう訳ですが、そこに「外からの注目」が加わるだけで大きく変化するのと同じ。「海外で爆発的ヒット」って銘打つドラマとかが多いのはそういう事でもあるとおもう)

☆「対外的注目は第1段階にすぎない」
しかし、最終的には地元で利用していく人を減らさない(むしろ増やす)努力が必要になります。そこで、それら「鉄道むすめ」で得た注目などの宣伝効果・収入があるうちに、利便性向上への施策を行う必要があります。「鉄道むすめ」は恒常的に利用するとしても、それだけで終わらしてしまうのはもったいないぞ、と。
(脚注;それを一番言いたい街があるのだが…笑)

【結論】「鉄道むすめ」はきっかけの一つである!
忘れちゃいけないのは、「最終目標は街・鉄道の活性化」であり、その「きっかけの一つ」として鉄道むすめを用いている、ということ。まあ、あの手のキャラは好き嫌いが絶対出るし(萌え+鉄道、ってのに拒否反応を出す人が少なからずいるのもまた事実)、その辺りは仕方ない事ではあると思う。
ただ、短期での利用者・収入の向上にそれらを用いる事は間違いではなくて、それらによって「手をこまねいている」よりはよっぽどいいのでは?と思うのです。
(鹿島鉄道の案件よりはよっぽどいい活性化策だと思うもの)

まあ、1年前の記事だから、そこはまだ条件が整ってなかったから読めないところもあったと思うので、そういう認識もあったのかなぁ、と思いつつですが。

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実は、その「鉄道を利用してもらう」とか「地元の商店を利用してもらう」には、地元の気合いが見られなければいけない、というのは確かなのですよ。しかも、方向が一致していて、商店街の皆さんのやる気がものすごくなければダメ。一部分だけが盛り上がっていても、街全体に波及しない。
(もうさ、石岡と鹿島鉄道の件が心から身にしみてるんだってば!)

栗橋と栗橋みなみの関係もまたしかり。個人的には非常に心配しておりますよ。
実は、「ハード面」はそこそこ整備されていても、実際の「ソフト面(=売り物)」が非常に弱い。商売に対して気合いがあるところとないところの差がはっきりしている。それは非常に問題ではなかろうかと。
別にグッズを作ってもいいけど、ちゃんと「商品価値のあるもの」にしてほしいとか、売り方・宣伝の仕方等々個人的にはまだやれることがあると思っているところ(今から商工会を乗っ取りたいくらいな…そう書くと通報されちゃうのかしら:笑)。
乗っ取るは大げさにしても(そりゃそうだ)、なんかサポートしていきたいよねぇ。
(ということで、秘策を準備中。解禁になったらまた紹介しますね)

あ、栗橋に関する大事な結論書き損ねた。
栗橋に関して言うと、個人的印象からは「街・地域の活性化」だとすると、
第1ステップ:栗橋「外部から」集客する
第2ステップ:栗橋「内部から」集客する
第3ステップ:栗橋内部に新しい店舗が増える
第4ステップ:自然と魅力的な街になる。
というステップが必要ではないかと。
ポイントとしては、「街が外から注目されている事」を地元の人に気づいてもらう事が大事。

おっと。書いてて見えてきた(笑)。
つまり、「栗橋みなみを用いた商品」=「地元の住民にも価値のある商品として提供できる自信があるもの」にも出来なければならない!
(そうすると、単純に「ラベルだけ張り替えたでしょ」とか言われても言い返す自信のある商品になるのでは??お~!)
※ ちなみに、斉藤茶店の「のり大好き」は、ラベル自体は張り替えたものですが(ラベル違いでも値段は同じなのです)、韓国海苔の風味が好きな人には心からお勧めできます。要はそういう事だ。

あ~これは重要な事として伝えなきゃいかんだろう!(笑)
そんなわけで、最近無駄にいろんなところに手を出している最近の私、転職フラグも立ちつつありますし(笑)、なんとかして行きたいなぁ、とおもう次第です。

そんなわけで、今日の考えは以上。そして、ちょっと頭痛が止まらない。