ブログ内の修正作業は引き続き実施中ですが、今回は久しぶりに鉄道がらみのニュースを取り上げようかと。
高崎のローカル線がワンコイン切符―予想以上の売り上げにうれしい悲鳴」(前橋経済新聞)

上信電鉄が今年1/1および1/2に販売した「ワンコイン1日全線フリー乗車券」(大人500円、子供250円)が今年は2,415枚売れたとの事。昨年(1000円)が875枚売れたそうなので、売れ行きは前年の2.75倍に。

これ自体は一定の評価をしていいと思うのですよ。値段変えても売れ行きが変わんなかった、というのではシャレにならないので。
ただ、浮かれ過ぎも用心だなぁ、と思っている、というのが今日の本題。
先ほどツイッターでも少し触れたのですが、個人的に気になったのは、次のポイント。

・フリーきっぷの運賃収入の前年度比較
・通常旅客運賃(=普通運賃)収入の前年度同日の比較
・旅客運賃収入全体の前年度同日の比較

このうち、下2項目が案外重要かな、と。
おそらく、「通常旅客運賃収入」は減少しているだろう、と推測できるのですよ。いかんせん、片道290円以上の区間を利用する乗客にとってはこちらの方が得になる訳で、普通運賃からフリーきっぷ客への転移があるだろう、と。その上で、「純増となった乗客」がどれくらいなのか、というのがポイントではなかろうかと。

一種の交通実験みたいなもので、正月という特殊な時期であり、沿線にある神社への初詣客を当て込んでの事でしょうから、フリーきっぷを利用した理由、というのが見えると今後の役に立つのかなぁ、と。
運賃が500円になった事で自家用車あるいは新規需要を開拓できた、というのであれば、トータルでみて利用不振の原因が運賃の高さに起因するもの、という事が見えてきますし。
(もしかすると、この手の実験的な企画乗車券はアンケートを配布する事が重要なのかもしれませんねぇ)

結構、他地域の事例に触れておく事は、今後自分たちの街でそのような取り組みをする際に有効になるような気がします。それを丸コピーしないで(重要!)自分たちの街のやり方にアレンジすることがより重要なのではないでしょうか。
(あれだね、典型的な「ブラッシュアップ」による企画提出が多いのが私の特徴ですが。何というか、「やっている事そのもの」よりも、「やっている意義とかニュアンス」をまねする、ってのが大事な訳で。「どうやってお客さんを呼んでいるのか」とかそういうのがつかめると、今後に役立つのではないでしょうか?)

ちなみに、来年度の活動拠点は栗橋と上毛電鉄だと勝手に決めましたので(笑)、いろんな事を実践出来ると面白いかなぁ、と思っています。
そんなわけで、久しぶりにニュースを更新してみました。明日はいよいよ萌酒ナイトですよ!